アステックペイントのエポパワーシーラー:幅広い下地に対応できる水性形一液外壁用エポキシ系下塗材
外壁を塗装するときには、下地処理が重要です。下地処理とは、塗装面を整えたり、中塗り・上塗り塗料の密着性を高めるために行う作業です。下地処理には、シーラーやフィラーという下塗り塗料を使います。この記事では、アステックペイントの下塗り塗料の一つであるエポパワーシーラーの特徴や使い方について紹介します。
エポパワーシーラーとは?
エポパワーシーラーは、アステックペイントが開発した建築用塗料のブランドです1。エポパワーシーラーは、水性形一液外壁用エポキシ系下塗材です。水性形一液とは、水を溶剤として使い、混ぜずに使える塗料のことです。エポキシ系とは、エポキシ樹脂を主成分とする塗料のことです。エポキシ樹脂は、耐水性や耐薬品性、防カビ性に優れ、付着性が高い塗料の原料です。エポパワーシーラーは、以下のような製品ラインナップがあります。
- エポパワーシーラー:透明色の水性形一液エポキシ系下塗材
- エポパワーシーラーJY:弱溶剤形二液エポキシ系下塗材
- エポパワーシーラー白:白色の水性形一液エポキシ系下塗材
- エポパワーシーラー白JY:白色の弱溶剤形二液エポキシ系下塗材
- エポパワーシーラー灰:灰色の水性形一液エポキシ系下塗材
- エポパワーシーラー灰JY:灰色の弱溶剤形二液エポキシ系下塗材
エポパワーシーラーの特徴
エポパワーシーラーの特徴は、以下のような点が挙げられます。
- 高い浸透固着性:エポパワーシーラーは、マイクロエマルション樹脂とエポキシ樹脂を配合した樹脂で構成されています。このマイクロエマルション樹脂は、一般的な水性形下塗材と比較して樹脂サイズが非常に小さいため、下地の奥まで浸透できます。また、エポキシ成分により、樹脂と下地、樹脂同士の付着力を向上させることができます。
- 幅広い適応下地:エポパワーシーラーは、コンクリートやモルタル、ALC、窯業系サイディング、カラーベスト、コロニアル、セメント瓦、波型スレートなど、幅広い下地に適応できます2。ただし、陶器瓦、無塗装押出成形板、金属下地、弾性塗膜、モニエル瓦、難付着系塗膜(フッ素・無機・光触媒)の下地には適用できません。
- 高い施工性:エポパワーシーラーは、水性形一液塗料であるため、扱いやすく、施工性が高いです。また、隠ぺい性や塗膜の厚みも問題なく、一回の塗装で仕上がります。さらに、塗装作業性や乾燥時間も優れており、作業効率を向上させます。
エポパワーシーラーの使い方
エポパワーシーラーの使い方は、以下のような手順で行います。
- 下地の劣化部分を取り除きます。必要に応じて補修材で補修します。
- 下地の表面を清掃します。ほこりや油分などの汚れを除去します。
- エポパワーシーラーを塗ります。ウールローラー、エアレス、刷毛などの方法で塗ります。塗布量は、吸い込みの多い下地の場合は0.15~0.34kg/m2、吸い込みの少ない下地の場合は0.08~0.15kg/m2です3。希釈は不要です。
- エポパワーシーラーが乾燥したら、中塗り・上塗りを塗ります。中塗り・上塗りは、エポパワーシーラーと同じ系統の塗料を選びます。例えば、水性形一液エポパワーシーラーの場合は、水性形一液の中塗り・上塗り塗料を選びます。
エポパワーシーラーの注意点
エポパワーシーラーを使うときには、以下のような注意点があります。
- エポパワーシーラーは、他の塗料と混合しないでください。カチオン系の樹脂を含むため、他の塗料の成分と反応してゲル化する可能性があります。
- エポパワーシーラーは、色によって水性形一液か弱溶剤形二液かが異なります。水性形一液の場合は、混ぜずに使えますが、弱溶剤形二液の場合は、A液とB液を混ぜて使います。混合比は、A液:B液=5:1です。
- エポパワーシーラーは、雨や強風、結露などの悪天候や、これらが予想される場合には施工を避けてください。また、5℃以下、湿度85%以上での施工は避けてください。
- エポパワーシーラーは、塗り替えの頻度を減らすことができますが、完全に防水効果を持つわけではありません。漏水箇所は、予め水が浸入しないように処置してください。
まとめ
アステックペイントのエポパワーシーラーは、幅広い下地に対応できる水性形一液外壁用エポキシ系下塗材です。エポパワーシーラーは、マイクロエマルション樹脂とエポキシ樹脂を配合した樹脂で構成されており、高い浸透固着性を持ちます。また、隠ぺい性や塗膜の厚みも問題なく、高い施工性を持ちます。エポパワーシーラーを使うことで、下地の劣化を防ぎ、塗装の耐久性や美観を高めることができます。
エポパワーシーラーを使うときには、下地の清掃や補修、塗布量や乾燥時間などに注意する必要があります。また、エポパワーシーラーは、他の塗料と混合しないでください。カチオン系の樹脂を含むため、他の塗料の成分と反応してゲル化する可能性があります。エポパワーシーラーの上には、エポパワーシーラーと同じ系統の中塗り・上塗り塗料を塗ります。例えば、水性形一液エポパワーシーラーの場合は、水性形一液の中塗り・上塗り塗料を選びます。
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